資産形成を始めた初心者がやってはいけない投資の失敗6選

資産形成を始めた初心者がやってはいけない投資の失敗6選

この記事では資産形成を始めた初心者がやってはいけない投資の失敗6選について紹介します。

読んで欲しい人
  • これから投資を始めたい方
  • 投資を始めたての初心者

私もまだ投資を始めて日の浅い初心者ですが、仕事の傍ら週3冊以上の投資本でインプットしながら、自分の投資を日々振り返って反省&改善をしています。

今回紹介する失敗は投資初心者であれば誰もが最初に通る道だと思いますので、先回りして「転ばぬ先の杖」として役立てば幸いです。

既に投資を始めている方も復習の意味をこめて当てはまる点がないかご確認ください。

目次

資産形成を始めた初心者がやってはいけない投資の失敗6選

資産形成を始めた初心者がやってはいけない投資の失敗6選

さっそくですが投資の初心者がやってはいけない6選はこちらです。

  1. 生活防衛資金と投資資金を切り分けできていない
  2. 投資資金を一括投入してしまう
  3. 信託報酬の高い投資信託に手を出してしまう
  4. 下落時に狼狽売りしてしまう
  5. リスク許容度を超えた投資をしてしまう
  6. 人のオススメを鵜呑みにしてしまう

順に内容を説明します。

生活防衛資金と投資資金を切り分けできていない

1つ目の失敗は生活軍資金と投資資金を切り分けしないまま投資に挑むことです。

生活していると常に突然の事故や病気、リストラなどのリスクにさらされています。

万が一こういった事態に見舞われた場合に生活資金を確保できていなければ、せっかく積み上げた運用資産を泣きながら切り崩していくほかありません。

これでは何のために投資を始めたのかわかりません。

生活を守るための資金は投資資金とは別に確保しておきましょう。

生活防衛資金の目安としては半年間生活できるであろう金額を確保しておくと良いと言われています。

ハイト

私は余裕をもって1年半分の家族の生活費を投資資産とは別に確保しています。

投資資金を一括投入してしまう

投資資金の一括投入はタイミンがよければ大きなリターンを得られますが、逆にタイミングが悪いといきなり大ダメージを負います。

未来の株価を予測することは困難です。初心者にとってはなおさら。

運悪く高値をつかんでしまうことを避けるためにも、一括投資ではなく複数回に分割してのんびりと市場に入りましょう。

ドルコスト法を活用するのも良いと思います。

信託報酬の高い投資信託に手を出してしまう

投資家の代わりに複数の株式に分散投資してくれる投資信託はとても魅力的な投資先だと思います。

みなさん投資信託ってどのくらいの数あるかご存知でしょうか。

試しに楽天証券に存在する投資信託の個数を見てみたところ、2670件

多すぎでしょ・・・。

これだけあればお察しの通り、全てが素晴らしい商品というわけではありません。

とんでもなく高額な信託報酬を取られるものも存在します。

問題は初心者のうちはどれくらいの信託報酬が高いのか、相場観がないということ。

信託報酬の大まかな目安ですが、

  • 0.5%を超えるとムムム。
  • 1%を超えるとアカーン。

です。

楽天証券の投資信託一覧を眺めていると、1.8%とか2%超えとかゴロゴロしているので要注意。

ちなみに私は楽天証券の積立NISA口座では投資信託を運用していますが、私が積み立てている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 という商品の信託報酬は0.0968%です。

ハイト

eMAXIS SLIM、楽天VTI、楽天VTあたりは経費率が安く人気の投資信託です。

下落時に狼狽売りしてしまう

長期で保有する前提で買ったのに、含み損のマイナスを見て怖くなって売ってしまうというパターンです。

株価は上がるときもあれば下がるときもあります。

一時のマイナスに動転して手放してしまうと、当然ながらその後のプラスを享受できません。

長期で保有するつもりで買ったのであれば、短期の下落に惑わされないようにしましょう。

短期の値動きに着目するのではなく、何故その銘柄を買おうと思ったのかという前提条件が崩れていないかウォッチすることが大切だと思います。

長期投資家は株を買ったことを忘れてるくらいが丁度いいって言うしね。

リスク許容度を超えた投資をしてしまう

リスク許容度とはどれだけのリスクを取れるかで、これは人によって異なります。

リスクとは得られるリターンの幅です。

  • A:+5%になるかもしれないし、-2%になるかもしれない
  • B:+200%になるかもしれないし、-300%になるかもしれない

明らかにBのほうがハイリスクで危険そうですね。

ただ、リスクを全くとらないとリターンも全く得られないので、必ずしもハイリスクが悪というわけではありません。

良くないのは自分の身の丈に合わない大きなリスクをとること。

どのくらいのリスクまでなら許容できるかは人それぞれによって変わるので、小額から投資しながら見極めるのが良いと思います。

ソワソワして夜も眠れないという状態はリスクを取りすぎです。

ハイト

私は失っても生活に支障がない余剰資金を使って、ぐっすり眠れる範囲でしか投資しないことにしています。

人のオススメを鵜呑みにしてしまう

だれだれがオススメした銘柄だから買うというのは危険です。

投資の神様と言われるウォーレン・バフェットでさえ、勝率100%ではありません。

失敗は誰にでもあります。

誰かのアドバイスを鵜呑みにして失敗しても誰も助けてくれません。

誰かのオススメに耳を傾けるときはオススメを鵜呑みにするのではなく、何故オススメと言っているのか、その理由を読み解くことに注力しましょう。

参考にしたい人がいれば、その人の着眼点と思考を盗むように心がけ、自分でデータを確認する癖をつければいずれは自分の力になると思います。

投資は自己責任です。売買は自分なりに考えて納得した上で行いましょう。

自分の頭で考えれば、例え失敗しても次に活かせます。

まとめ

まとめ_資産形成を始めたばかりの投資初心者の失敗

今回は資産形成を始めた投資初心者がやってはいけない失敗6選を紹介しました。

  1. 生活防衛資金と投資資金を切り分けできていない
  2. 投資資金を一括投入してしまう
  3. 信託報酬の高い投資信託に手を出してしまう
  4. 下落時に狼狽売りしてしまう
  5. リスク許容度を超えた投資をしてしまう
  6. 人のオススメを鵜呑みにしてしまう

もちろん失敗の中から学ぶのは大賛成ですが、致命傷は負わないように気をつけましょう!

私も投資分野では初心者ですが、日々小さな失敗から学習中です。

投資の世界っておもしろい。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

本日は以上です。

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